U-MAIL(ウンコ通信) 2006/10/10 


えー、アメリカも中間選挙に向けて、いろいろ生臭くなって居る。ボブ・ハーバートのこのコラムも、その1本。ちなみに、ハーバートは「アフリカ系アメリカ人」。人種サベツについては、常にシビアなスタンスを取る。ちょっと遅くなったが、ご紹介致す。


「ヘラ鳥ウオッチング」

「A PLATFORM OF BIGOTRY」:09/29

「サベツの土壌、共和党」 ボブ・ハーバート

(紐育・発)

未だに南北戦争時代の「南部同盟旗」をテメエの部屋に飾り、チョコマカと、トンデモナイ人種サベツ的な言動を続けるヴァージニア州の上院議員、ジョージ・アレンについて、共和党にお伺いしたい。

この男の言動について、ナニも言わない共和党。共和党の理性はドコ行ったのか?この男が2008年の大統領候補の有力な一人だと?このサベツ主義のシンボル野郎が?テメエの執務室の壁に、ムカシの絞首刑用の縄を飾っているこの男が?インディアン出身の20才の学生を中傷したり、アフリカ系アメリカ人を「ニガー」と呼ぶこの野郎が?

アレンは否定するが、ヴァージニア大学時代のアメフ仲間は、70年代にアレンが、ヴァージニアの黒人について、「ニガーは身の程を知れ」と言っていたと証言して居る。

こうしたことは、この数十年、共和党が受け入れて来た「南部の戦略」なのだよ。以前はこれは民主党の姿勢だった。

共和党のスターになったレーガンが、60年代、黒人を同等に扱う市民権法に反対だったことを忘れてはアカンのや。レーガンは、80年の大統領選挙キャンペンを、フィラデルフィア、ミシシッピーから始めたが、この場所は、1964年に、3人の市民権活動家が惨殺された土地やねん。

小ブッシュも、共和党上院リーダー、ビル・フリストも、このサベツ主義者の言動を、見て見ぬフリ。この「サベツ力」を選挙に利用するハラやんけ。(医師出身のフリストは、その日和見姿勢を、婚約者を自分の出世のために殺した、《アメリカの悲劇》を扱ったミュージカル・タイトルをモジって「WHATMAKES BILLRUN」と揶揄されたことがある)


BACK