U-MAIL(ウンコ通信) 2006/10/27
えー、アメリカ軍のイラク撤退について、是非論がカマビスしい。小ブッシュの初心貫徹セイシンも論理シッチャカメッチャカで、もはや説得力は無い。迫った中間選挙に向けて、共和党院内総務ビル・フリストの努力ヨソ目に、各候補は「イラク」と「ブッシュ」に言及しないのが安全。まァ、是非論の中で、具体的な指摘で目立つコラムを1本ご紹介。
「ヘラ鳥ウォッチング」
「WHAT OSAMAWANTS」:10/27
「全面撤退はビンラディンの思うツボ」
ピーター・バーゲン (ニュー・アメリカ・ファウンデーション上級研究員)
(ワシントン・発)
よくベトナムが引き合いに出されるけど、むしろ1980年代、ソ連のアフガン侵攻との類似に注目すべきや。その時アメリカは、何十億ドルを投じて対抗した。しかし、1989年、ソ連が撤退すると、その後の内戦など知ったことかと、カブールの大使館もサッサと閉め、引き上げた。これが結果として、タリバンとアルカイダをハビコラせたのや。
イラクの場合も、ビンラディンとザワヒリのネライは、イスラム世界の中で、一国またはその一部を支配することやねん。其処を将来の西側への攻撃の拠点とするためだよ。今、それは、イラクの中央と西部をスンニ派に支配させることや。殺されたザルカウイは、ビンラディンのアルカイダ結成時にそれを持ち掛けたのだ。だからアメリカの撤退はマサにビンラデインの思うツボやんけ。
だから今大事なことは、撤退するかどうか、ではなくて、スンニ派のジハードが拡がって、アルカイダが再結集するのを防ぐことだよ。
アメリカが、大半の軍隊を引き上げれば、ゲリラ反乱は収まるかも。これは急ぐ方がイイのだよ。但し、イラク内のアルカイダ退治のための、重要な兵力は今後もズーっと残すべし。つまり、アメリカによる「被占領感」を減らすと同時に、イラク中央部、西部だけは抑え続けることやねん。アルカイダのリーダーは歴史から学んで居る。アメリカも学ばないでドーする?
ウム。説得力あるような気がするが。