U-MAIL(ウンコ通信) 2006/11/15 


えー、クリストフ君、またまたアフリカに舞い戻ってスーダン発の「ジェノサイド」を告発。前回は帯同した女子学生のアフリカ勉強を兼ねていたが、今度は単身。13日、15日と続けざまにチャドからレポート。特に15日のレポは、ショッキング。まとめてご紹介致す。


「ヘラ鳥ウォッチング」

「BANDAGESAND BAYONETS」:11/13

「これは21世紀最初の《ジェノサイド》:これを見過ごすのはワレワレの恥やねん」

ニコラス・D・クリストフ

(チャド・ゴズ・ベイダ発)

2人の子供を持つ27才のアブドゥラ・イドリスは、先週火曜日、スーダン軍の制服着た男たちに捕らえられ、銃で胸を狙われた。しかし不発だった。すると彼らは、銃剣でイドリスの眼球を抉り出したのや。

ジャンジャウィードによるこの攻撃で、この村の3人の男と2人の女が殺された。拉致された26才の女性の消息は不明。傭兵ジャンジャウィードと、アラブ系正規軍による黒人アフリカ農民の虐殺が始まって3年になる。国連難民局によれば、先週、少なくとも220人が、チャド東南部の、このゴズ・ベイダ地域で殺害された。

今、オレは、周辺の村々の長いドライヴから戻って、このラップトップに向かって居るところや。2日前のジャンジャウィードの焼き討ち襲撃以来、まだ燻っている村もあった。
ワレワレは、ダルフール、そしてチャド国境付近での、ジャンジャウィードの虐殺を見て来たのだが、今や、彼らは国境からチャド内部に100キロも入った場所に侵攻して居り、その上なんと、チャド内のアラブ・グループが、黒人アフリカ部族の虐殺に加わって居るのだよ。

この村の病院で、オレが見たのは、眼窩を抉られ、血膿に塗れた包帯姿てベッドに寝ているイドリスの姿。でも、オレのココロに焼き付いて居るのは、イドリスの血塗れの顔よりも、それを見つめる2人の子供のウンザリした顔つきや。

イイカイ、こんな虐殺・蛮行が3年も続いているのに、国際社会が出来るのは、「包帯」を提供するだけってのかい?包帯なんてどーしょーもない。《ジェノサイド》に立ち向かう意志がなければ。

先ずは、《ジェノサイドの癌》が、ダルフールから、チャドと中央アフリカに拡散するのを防ぐだめに、国連軍を急派することだ。

小ブッシュ大統領が、チャドと中央アフリカに飛んで、これらの国々を崩壊から救う意志を見せねばよ。そして、スーダンに虐殺用の武器を供給して居る中国のリーダーたちを呼び寄せて協力させねばよ。

少なくとも、ライス国務長官をチャドに派遣して、アメリカの支持を明確に見せ、さらにカイロに行かせて、アラブのリーダーたちと、この危機の解決を討議させねばよ。その他、スーダン政府への経済制裁、スーダンのジェット機による村々の爆撃を止めるため、飛行禁止区域の設定が必要だ。そして最終的には、平和条約作るっきゃ無いやんけ。

21世紀最初の《ジェノサイド》を長引かせることは、ワレワレの大恥だべさ。


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